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アメリカ合衆国独立宣言を抜粋して毎日フェイスブックに掲載していたら10日目で記事を差し止められた。その真相は?
http://www.thevindicator.com/news/article_556e1014-7e41-11e8-a85e-ab264c30e973.html
テキサス州リバティー群で1887年から新聞を発行しているリバティー・ヴィンディケーター紙は
2018年6月24日から毎日アメリカ合衆国の独立宣言から一部抜粋して掲載していた。
9日目までは何も起こることがなかったのだが10日目、
編集者がいつものように独立宣言の抜粋をフェイスブックに投稿しようとすると画面に反映されない、、
その代わり「この投稿は我々のヘイトスピーチの基準に反します」というメッセージがフェイスブックから送られてきた。
問題になった投稿には独立宣言第27項から第31項が含まれており、
入植者たちの英国王ジョージIII世に対する憤慨の気持ちが書かれていた。
特に第31項には
「我らのうちに内乱をひき起こし、我らが辺境の住人に対し情け知らずのインディアンをけしかけようと努めた」
と英国王の陰謀を批判する一節がある。
ん?情け知らずのインディアン?
(※原文※the merciless Indian Savages)
ちなみにアメリカ独立宣言の内容はほとんどイギリス国王に対する不満です。和訳はこちらへ。
フェイスブックには決められたアルゴリズム設定によって自動的に記事が検閲される仕組みがある。
そこで編集者は合衆国憲法をヘイトスピーチ規制に含めないように懇願するメッセージをフェイスブックに送ったところ、、、、
手動で記事を見れるようにしてもらったとのことです!!
今回は、アメリカ独立宣言が検閲されたというより単純に「情け知らずのインディアン=the merciless Indian Savages」の部分がフェイスブックのヘイトスピーチ基準に引っかかったと言う話でしょう。
実際この表現は2018年では差別表現ですからね。
独立宣言は権力乱用する悪い王様(とか銀行家)
に対して独立を認めよと高らかに叫んでいるのであって
それは崇高な精神でありますが
おかげで巻き込まれて虐殺されまくった
先住民の視点が全く欠如していて、しかも「情け知らずのインディアン扱い」ですから先住民たちはたまったもんじゃなかったでしょう。
いくつかのオルト系メディアではまたフェイスブックが
シャドーガバメントをかばおうとして検閲した!
的な論調でしたが、今回は違うようです。
それほど保守派、憲法主義者たちがシャドーガバメントに
目を光らせているということです。
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