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2017年1月31日,オクラホマ州タルサの飛行場で整備中のボーイング旅客機の機首から
コカイン14キロ末端価格200,000ドルが見つかった。
このボーイング757はコロンビアのボゴタを出発してマイアミに着陸した。
そこからオクラホマの整備工場に来たというわけだ。
コカインのメッカコロンビアから最大の大口顧客アメリカへの密輸ルートとしては実に解りやすいルートだ。
問題は何故アメリカンエアラインがコカインを白昼堂々と運んでいたかだ。
ここにも前々回の記事で紹介したベルギーの大手製薬会社が
覚醒剤の原材料エフェドリンをメキシコのドラッグカルテルに売っていたと同じ構図が想像される。
2015年10月にはレバノンの空港で、
サウジアラビアのアブデル皇太子当時29歳の
プライベートジェット機からスーツケース40個分、
1.8トンものコカインやアンフェタミン錠カプタゴンが発見された。
サウジアラビア国内ではわすがなドラッグ所持でも死刑だが
王族はドラッグビジネスを生業としているようだ。
https://www.google.co.jp/amp/nypost.com/2015/10/28/saudi-prince-busted-with-two-tons-of-isis-drug-and-cocaine-on-his-private-plane-officials/amp/
驚くことはない。
これまでも世界の支配層はドラッグで大々的に儲けて来たという
ごくごく一般的な歴史がある。
日本でも同じだ。
第二次世界大戦中、阿片王と呼ばれた里見甫(さとみはじめ)は
中国マフィアの青幇と紅幇、
昭和通商(三井物産、三菱商事、大倉商事が出資)、
関東軍と組んで上海で阿片を売っており、
それが関東軍を中国で勢力拡大するための戦費になっていた。
関東軍は満州鉄道の建設資金をハリマン家から借りており
、麻薬の販売資金から返済していた。
またインドから阿片を中国に輸出していた
東のロスチャイルド家の異名を持つサスーン家と
中国マフィア青幇の手形取引を仲介したのがハリマン銀行である。
国家の戦争対立を超えて、
ハリマン、サスーン、関東軍、里見、昭和通商、青幇、
これらは第二次世界大戦中に中国における麻薬ビジネスグループだったことが分かる。
東京裁判での里見甫
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%e9%87%8c%e8%a6%8b%e7%94%ab
里見甫のウィキ
さらに同時期、
このハリマンとブッシュはニューヨークにあるユニオン株式会社を通じて
ナチスドイツのヒトラーを支援し、
ヨーロッパでの戦線を拡大支援していた。
ナチスドイツが開発したドラッグと言えばアンフェタミン=コカインだ。
近年、大手メディアもヒトラーがドイツで死亡せずに
アルゼンチンのバリローチェに逃げ延びた説を言い出している。
アウシュビッツ刑務所の死の天使といわれた医師ヨゼフメンゲルも
戦後だいぶ経ってブラジルのビーチで心臓麻痺で死んだのが見つかっている。
南米はナチスドイツの隠れ家だったのは間違いない。
コカインを発明したナチスドイツは第二次世界大戦後に南米に逃げ延びて、
コカインカルテルを発足した、との推測が成り立つ。
世界で麻薬を売ってる大元はマフィアやギャング、ではない。
国や軍、多国籍大企業の経営者達だ。
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