インドで毎日クンダリーニ覚醒体験。

現在インドでヨガ三昧の日々を送っております。
ヨガの練習は10年間続けています。

毎日、午前中、ヨガ体操と呼吸法を先生に指導してもらいながら、
夜は自分でクンダリーニ=エネルギー=気を練る練習をしている日々です。
最近クンダリーニ覚醒がこれまでにないくらい持続するようになったのでそれについて書きます。

クンダリーニ体験は性質的には性的オーガズムと似ています。
しかし、男性のみなさんはご存知のように、性行為におけるオーガズムでは、
逝った後にどっと力が抜けたような虚脱感が感じられるのに対して、
クンダリーニ覚醒では逝った後にも背骨全体と目の奥底から目が覚めたような活力が持続します。

 

性的興奮すると男性器に血が集まるのと同じ様に、
背骨にエネルギーが集まる。
そして抑えることが出来ないくらい高ぶって行き、爆発が起こる。
これは性行為で言えばこれがオルガズムに当たるのだが、
クンダリーニのオルガズムは爆発した後も
ドンドン高ぶりを積み重ねて行くことが可能。
覚せい剤の静脈注射によるラッシュを体験しているようなものか?
しかもこのハイを連続して起こすことができ、
そのハイを蓄積することが出来る。

このハイになっている状態において、
背骨が上へ上へ上昇するように引き上げられる。

私の場合、座禅の状態なのだが背中が仰け反るくらい伸びあがってしまう。しかも自動的にだ。

このハイが楽しくて毎日クンダリーニ覚醒を楽しんでいるのだが、
ふと不安になる瞬間がある。
それは頭上へエネルギーを解放し続けて行く過程において、
これ以上逝ったら、魂が抜けてしまう?ヤバい!と思える地点があるのだ、、、

怖いもの見たさでその先に行ってみようとしたのだが、
大きなノイズ音やバイブレーションが強くなって来て、
それが強迫観念的に迫って来たので恐ろしくなって断念してしまった。笑
一体何なのだろうか体験したらまた報告します。

最後に注意、クンダリーニ覚醒したからと言って
人格が上がるわけでも悟りに至る訳でもありません。
私は気功の練習の一環として、リラクゼーションとしてクンダリーニ覚醒をやっています。
オウム真理教=現アレフがクンダリーニ覚醒は誰でも出来ると謳って信者獲得してるようですが、
そんなことは当たり前だ、人間固有の生理現象だ、と私は思います。

しかし、ヘロインや覚せい剤中毒の問題を抱える人たちに、
クンダリーニ覚醒を教えたらドラッグ対策に役立つかも知れない。
と言うのもクンダリーニ覚醒はとてつもなく気持ち良いからだ。
自前のヘロイン静脈注射機能を備えることが出来る。
なおかつそれは非常に健康的だし、スピリチュアルなものだ。

普段はネットの情報検索などばかりやってますが、
瞑想に関しては自分自身の体験談が話せます。
現在、私はインドのヨガの師匠の所に来て毎日厳しくも、
非常に役に立つ、得なことばかりのヨガ練習を毎日やっております。

瞑想の目的について述べたいと思います。

瞑想の目的は、やはり問題解決だと言えるでしょう。
特に「生」「老」「病」「死」の根本的な問題です。
さらに著名なビジネスマンも瞑想をやっている人が多いことから分かるように、
あらゆる問題解決能力の向上のために瞑想するのです。

我々が内包している二つの人格とは?

一つ目の人格
生まれた時から、いえ、強いて言えば、
胎内で誕生した瞬間から一刻一刻と常に築き続けている本人の思い込み(妄想)の世界です。

人間が胎内で誕生初期の時期からすでに保有している、固有の好き嫌いを判別する癖。
この癖は外部世界の要因との反応をたくさん繰り返す事によって、好き嫌いの反応を蓄積して行く。
その結果、性格=体癖が形成されて行く。

我々はこの世界の事を意識と呼んでさぞかし唯一無二の存在かのように思い込んでいます。
あるいはこの世界の事を「自分」などと名称をつけています。

最低限、生命と子孫を維持するために最低限必要な機能しか備えていないミミズの様な状態を考えると、余分な部分かもしれない。
脳が中途半端に発達した結果、
マヤカシの様な世界を現実だと思っている妄想を抱き続けている状態です。

これに対して

二つ目の人格
避けようがない厳然たる現実秩序としての世界と常に直面している人格です。
その現実世界を感じ続けている感覚器官は
『時間は進んでいる』、『全ての物は移り変わり、消滅と生成が繰り返されている』『重力』など避けようがない、
厳然とした事実を、全く妄想を抱くことなく、ありのままに冷静に常に向き合っています。
骨が折れようが、何しようが淡々と仕事をこなしてくれる身体の機能です
(いちいち余計な感情的な反応しない)

この二つ目の人格世界を理解し、
一つ目の妄想の人格世界は半分マヤカシなのだと心底理解してる人。
二つ目の人格に長時間留まり続けることが出来る人物がブッダである。

と仏教は定義しております。

さらにその人格世界を体感するための
具体的な練習法も何千年も前から伝えられています。
瞑想を訓練すれば
その第二の人格の感じている世界が如実にあるのだと言うことが体感できます。
この体感を長時間維持する覚悟のある者だけが悟りに至ることが出来ます。

そしてその覚悟は『いざ』となったら誰でも持つことは出来ます。
例えば自殺するくらい追い詰められてる人なら、
悟りへの覚悟は十分あるでしょう。
だからカルト宗教に出家してしまうのでしょうけど、
そういった方には私は瞑想の道に生きることを強くお薦めします!

カルト宗教に入って多額のお金を教祖様やその背後のCIAに払うくらいだったら、
ミャンマーの故SNゴエンカ氏が始めた伝統的なビパサナ瞑想10日間コースは完全無料なのでこちらを強く推奨します。
全世界にセンターがあります。最寄りのコースは

https://www.dhamma.org/en/index

で確認してください。無料です。
(日本のセンターは千葉と京都です。上記ページで言語を日本語に設定すると日本のページに飛びます)

 

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