ドゥテルテ大統領「トランプはプーチンと一緒にテロと戦え」「子供のころ神父から性的虐待された」インタビュー後編

ドゥテルテ大統領
今の問題は特に中東の原理主義者、過激派たちがフィリピンの南の島を乗っ取ろうとしていることです。
イラク問題の時、大量破壊兵器も見つかっていないのに理由なしにアメリカが宣戦布告に踏み切りました。
それから次はリビアを破壊しました。その後の混乱はご承知の通りです。
その結果通常平和について協議するための時間が過激派の対処に取られてしまっているのです。

我々はテロと戦っている他の国々と同様、武器が必要です。しかしアメリカの上院議員二名が米議会でフィリピンに武器を送るのはやめよう、と言いました。
私は言いました。「いいですよ、中国とロシアに行って頼みますから」
彼らもテロリストには悩まされており、世界中の問題について語っています。

何故トランプ大統領はもっと心を開いて相方プーチン首相に一言言わないんですか?「我々も同じ問題を抱えています。あなたの戦略を教えてください」と。何故それが国家安全保障を脅かすことになるんですか?

RT「ISISについて教えてください。ミンダナオ島のISISはホームグロウンですか?それともインポートですか?」

ドゥテルテ大統領
我々はすでにコーケーション=白人の過激派メンバーを6人、殺害および捕縛しました。彼らのほとんどは中東出身です。

RT「なるほど。ほかの国が失敗しているテロとの戦いをどうやって進めますか?」

ドゥテルテ大統領
失敗している訳ではないですよ。コントロール下に置いています。
各時代に問題解決が難しいと思われる問題が浮上しますが、それは条件付けして頭へ刷り込んでるだけです。
あなたの国に確実な安全が欲しければ真剣に取り組むのです。
100人殺して100人助けるのか、あなたがリーダーなら決断しなければなりません。
私は大統領の座が欲しいわけではありません。私は72歳の大統領として、フィリピン国家を保護、防衛する必要があるのです。
どんな代償を払ったとしてもそれを成し遂げます。フィリピンを平和で住みやすい国にするための厳粛な仕事なのです。

RT「個人的なことを聞いてもよろしいでしょうか?あなたは二年前に14、15歳だった頃に教会の神父から性的虐待を受けていた事を話して、世界を驚かせしました。後になって、そのアメリカ国籍の神父の人物特定さえもしてますね」

ドゥテルテ大統領
そうです。私だけじゃありませんよ。2クラス上までと2クラス下まで、全員被害にあってました。

RT「2年前あなたは70歳でした。50年以上も経ってから告白したのは何故ですか?」

ドゥテルテ大統領
神父による児童性的虐待は世界中で証拠ビデオが撮影されてます。イタリアでも神父たちが裸になってるアンダーグラウンドなビデオがあったでしょう。
あなたも見たはずです。それでも彼らは捜査されませんし誰からも非難されません。神父や教会は話を誤魔化すばかりです。非難しない理由は彼らが同胞だからですか?被害者が地元民だから?自由主義ですか?いいえ、私は地元民をケアします。

RT「その神父がアメリカ国籍だったという事は重要ですか?」

ドゥテルテ大統領
それはわかりません。最初は全ての司教は馬鹿だと言って罵りましたが。なぜなら彼らは本当に馬鹿だからです。Alter Of Secretsという彼らの誤魔化しについて暴露している本があります。一冊あげますよ。その本は司教たちの会議の話に基づいて書かれています。

(インタビューワーにAlter Of Secretsを手渡すドゥテルテ大統領)
これを読めばいかにカトリック教会がフィリピンを堕落させているか分かりますよ。いずれにせよ、私は神を信じています。私は自分の運命を神の手の平に預けています。しかし、神父は除きます。

~以上でヴィデオの翻訳終わり~
引用はRTの2017年5月にあったインタビューより。

 

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