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タイとロシア「一緒にFacebook,Googleの替わりを作りましょう!」→反タイ勢力ブチ切れ。

投稿日:2017-07-14 更新日:

ロシアとタイが協力してFacebookとGoogleに替わるサービスを開発する事に合意!

国家放送電気通信委員会タコーン・タンタスィット委員長の発表によると、
ロシアとタイが協力してFacebookとGoogleに替わる
テレコムサービスとサイバーセキュリティに関するホールディング会社を
タイ国内に設立することに合意したという。

http://landdestroyer.blogspot.com/2017/06/thai-russian-cooperation-seeks-thai.html
中国国内ではFacebookとGoogleへのアクセスは禁止されている。
そして中国とロシアではメッセンジャーアプリ「LINE」も禁止。

LINEでやり取りされた情報は全て韓国ネイバー社のサーバーに集積される。
2014年にLINEのやりとりした情報が
韓国国家情報院(旧KCIA)に不法に読み取られているとの報道があった。

https://facta.co.jp/article/201407039.html
KCIAはCIAとの関与が強いと言われている。
FacebookもGoogleもCIA、NSAとの関与を否定できない、
少なくともロシア、中国、タイは確実にそう見ている。

これは国家戦略的なサイバーセキュリティの攻防戦だ!!

つまりこれらの国がなぜFacebook、Google離れ、
あるいはLINE離れをしたいかと言うと「国家安全保障面」にその理由がある。

すでにロシアはVkontakte (VK)とYandexという
それぞれFacebook、Googleに替わるサービスの開発運営に成功している。
中国も百度(BAIDU)というサーチエンジン、
微信(WECHAT)という電子マネー決済で世界に先駆けたメッセンジャーアプリを導入完了している。

もし今回のロシアとタイの計画が成功すると
ネット情報空間におけるFacebook、Googleというアメリカ企業の独占性をさらに崩すことが出来る。
この様なサイバー面でのパワーの多極化が進むと、
ワシントンDCとウォールストリートのタカ派達は地団太を踏んで怒るのだろう。

FacebookとGoogle。この2つの巨大企業はアメリカ国務省との共謀してきた黒歴史がある。

その一番顕著な例が「アラブの春」である。
NYタイムズ、ガーディアン紙、インデペンデント紙、その他多くの報道でも確認できるように、
Facebookはアメリカ国務省がレジーム・チェンジ(政権交代)を画策する国々で、
アメリカの傀儡勢力の育成や、計画的にデモや暴動を起こすツールとして活用された。

『アラブの春』が別名Facebook革命と呼ばれた所以である。
またGoogleマップなどGPSアプリなども「戦術兵器」として機能させている。
これらの「アラブの春」におけるメディア戦術と同時進行で、
アメリカ国務省は反政府軍やアルカイダやISISを支援して、
何万人も殺した上に最終的にリビヤという国を不法に打倒することに成功した。
(まだISISはイスラムテロだと信じている人がいるかも知れないが、、、)

シンプルにこう考えよう。
「あなたを全力で倒そうとしてる国」が提供しているGPSのワイヤタッピング(探知)によって
自分がドローンによるミサイル攻撃の対象になる危険がある。
さらにNGOに寄付するという名目で反乱分子を国内で育成されたあげく、
「あなたを全力で倒そうとしてる国」が提供しているソーシャルネットワークサイトで
デモ参加呼びかけ、なんてされた日には、、

そりゃあ、ロシア、中国、タイ、ベトナムがFacebook、Google、LINEなんかを禁止にして
自前のサービス作りたくなる気持ちも分かるだろう。
それが今の脱Facebook、脱Googleしたい国々の気持ちです。

筆者が今滞在してるタイでは
「王室と軍隊」VS「アメリカ勢力が援助してるタクシン派(赤シャツ)と
ペルシャ湾近辺から雇われたテロリスト達」の戦いが続いている。

このアメリカ勢力が支援しているタクシン派が
さっそくタイとロシアの反Facebook、反Google共同事業を批判している。
アメリカ勢力が支援しているタクシン派は
自分達の活動の事をプロ・デモクラティック=民主主義肯定派と呼ぶがだったら
何故ソーシャルメディアとサーチエンジンの中央集権化を弱める動きに賛成しないのだろうか?


アメリカ大使とアメリカに支援された赤シャツ=タクシン派

敵の敵は味方

たしかにロシアは抜け目がないから
タイの情報空間をバックドア(裏口)で制しにかかるだろう。
ここがコンピューターサイエンスの
人的、技術的インフラの弱い国の不利な部分ではあるが、
タイという国家がロシアの影響下に入ることを国を挙げて認可したということだ。
モスクワで政府同士はサインしたのだ。

 

タイの王制転覆に躍起なアメリカよりはそのアメリカの敵ロシアとの同盟を取った。
これからロシアから学んで、
サイバー諜報の強化と共に東南アジアにおけるITセクター、
デジタル経済の分野においてタイが発展することは間違いないだろう。

タイは非常に外交が上手いことは第二次大戦でも実証されている。
最初、第二次大戦に関して「中立」の立場だったが、
日本軍が参戦すると同時にタイも宣戦布告して日本側についた。
しかし終戦も近くなるころにはまた中立に戻った!

結果タイは戦後の戦勝国が決めた敵国条項に名を連ねてない。
日和見主義だと言われるだろうがこれが当時の大国に翻弄されても
大惨事に陥らない様に努めた小国としての最大限の智慧だった!

 

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