またしても戦争を画策する動き。米軍がシリア軍戦闘機を撃墜した。


写真は2015年11月にトルコ軍によって撃墜されたロシア爆撃機su-24、交戦国でもないロシアのパラシュート落下するパイロットをマシンガンで狙い撃ちして殺した。トルコとロシアのトルコ・ストリームと呼ばれる天然ガスパイプラインを中止に追い込む作戦だったと言われているが、今回2017年6月新たにシリアの戦闘機が撃墜された意味とは。

6月20日スプートニクより
https://jp.sputniknews.com/russia/201706203782316/

【軍事専門家コンスタンチン・シフコフ氏】
「米国が撃墜したスホイ22は非常に深刻なキャンペーンだ。
実質的にこれはシリアでの戦争が新たな段階に移行したもう1つの印だ。
具体的にはシリアに対する米国の軍事介入の局面だ。
これは危険で深刻だ。
どのような情勢がこれに続きうるか?
1つはロシアがシリア支援を止めざるを得なくなること。
これはプーチン大統領の権威失墜を意味し、
国内が動揺するリスクが発生する可能性がある。
もう1つは、
ロシアが米国との戦争に突入せざるを得なくなること。
これには一連の出来事が先行した。
つまり、シリア西部シャイラット空軍基地への攻撃や、
シリアとヨルダンの国境へ動いていたシリア軍やその同盟軍への空爆だ。
さらに今、スホイ22撃墜も加わった。
米国は侵略をゆっくりと始めた。そしてこれは非常に危険だ。」

サウジなど湾岸諸国によるロシアになびいたカタールへの経済封鎖。

米上院議会のイランへの追加経済制裁案、通過。
そして今回の米軍によるシリア軍戦闘機スホイ22の撃墜。
おーい!戦争屋さん達、
ここんとこ急ピッチで中近東でシリア戦争パート2仕掛けて来てるやん!

軍事会社ロッキードは1機100億円近くする戦闘機F35を
2018年から三年間にわたって440機、
11ヵ国に売り込む契約を取った。

株専門誌も【業績好調が続く軍事関連銘柄はコレだ!】などと
レイセオン、ロッキード、ジェネラルダイナミクス、
ボーイングなど軍事株買いキャンペーンをしてる。
更にトランプ大統領はこの後サウジを訪問して大量の武器を売り込む予定だと言うが、
これは在イスラエル・アメリカ大使館のテルアビブからエルサレムへの移転同様、
アメリカを支配しているネオコン=シオニストグループへの一定の譲歩であろう。
この大量受注された武器を使ってはいけない。

ロシアのスプートニクによると、

【米軍機がシリア軍戦闘機「スホイ22」(SU-22)を攻撃したことは
実質的に軍事的侵略だと呼ぶことが出来るとロシア国防省が発表した。
ロシアはシリア上空での衝突を回避する米国との覚書の
枠組みでの協力を停止したとロシア国防省が発表した。
また国防省はユーフラテス川沿いに
「レッドライン」(越えてはならない一線)を引いた。】

つまりロシア政府はシリア上空に侵入した
米軍戦闘機を敵と見なして撃墜する、と言っている。
シリア国営通信によれば
「アメリカの真の意図はテロ支援と
シリア政府軍の弱体化にあることを疑う余地はない」

うん、間違いはない。
しかし、ここは基本帰ってアメリカと言っても
米軍の中にも反戦争派と戦争派の派閥がある。
CIAの中にも反テロ派とテロ実行派がいる
分裂状態であることを頭にいれてニュースを見よう。
戦争派に負けるなトランプ大統領!

 

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