カタール+イラン+ロシアVSサウジ+湾岸諸国+軍産マフィア


カタールだけがイラン国旗のジュースを飲んでいるのでハブにされてる図。
dailymirror.lkより。

現在、中近東でまた戦争を画策してる動きがあります。

今回はカタール経済封鎖の問題です。
僕は最近、
日本のメディアはあまり見ないんですが
多分論調的にサウジの仲間だったカタールが
あの悪い核開発独裁国家イランというテロ支援国家
【悪の枢軸】に寝返ったので経済制裁された。
て感じなのではないですか?

①サウジアラビア、アラブ首長国連邦、エジプト、バーレーン。
6月はじめ、
サウジは外交、経済両面でカタールと断交した。
UAE、バーレーンもサウジに賛同する声明を発表した。

彼らの主張は
「カタールはムスリム同胞団、
ハマス、アルカイダなどのテログループを支援したり、
ドーハ(カタールの首都)で匿ったりしている」
と言うものだ。
カタールはこれら湾岸諸国の主張を否定している。

このブログでは度々説明してますが、、、
↓おい、サウジアラビアこそ
「テロリスト達」にいっぱいお金と武器あげてたんちゃうんか。

【プレスTVによると】
アメリカ海軍の元兵士ケン・オキーフ氏が
アメリカが1100億ドルの兵器売却契約により
サウジアラビアに引き渡す予定の兵器の大半は、
結局はISISのテロリストの手に渡ることになる」
と述べています。

アメリカのトランプ大統領が
先月20日にサウジアラビアを訪問した際、
両国は3800億ドル相当の契約に調印し、
そのうち1100億ドルはサウジアラビアに対する
兵器の売却契約となっています。
http://parstoday.com/ja/news/middle_east-i31568
パーストゥデー6/17より

さらに言うとISISは、
アメリカ、イスラエル、サウジアラビアの
諜報機関により育成されているので、
アメリカ、イスラエルも黒幕だと認識できるか
出来ないかで世界の見方が変わってくる。

・ISISのリーダーアル・バグダディとイスラエル諜報員サイモン・エリオットが完全一致
・ISISの負傷兵はテルアビブで治療を受けてる
・米軍が軍事物資を「誤って」ISISの領内に落としまくり。等など。

湾岸諸国がカタールを村八分にした理由は、
カタールがヨーロッパに繋がる
石油天然ガスパイプライン計画を
サウジを蹴って、ロシア、イラン、シリアと提携した事が大きい。
これはトルコがロシアから
ISISを支援している事を追及されて、
その圧力に屈して西側諸国のシリア政策から手のひらを返して
ロシア、イラン、シリア側に着いた状況に似ている。

「手の平を返す」

以前のカタールはサウジ、UAEと一緒にISISなど傭兵(Takfiri)
を使ってシリア政府と戦っていた事は広く知られている。
(日本の大マスコミは全日本人白痴化作戦を取っているからそれを教えないが)

カタールはこの村八分について
「我々が外交的に独立政策を取ったからやられた」と言っている。.??
日本も「外交的独立」したら同じような事が起きるだろう。??
またバーレーンはカタールがAl-wefaq(現在解散中)という
反バーレーン政府のリーダーと
2011回もの電話連絡をしていたと非難している。
ロシアとの提携の裏には色々な諜報的暗躍があるはずだ。

アメリカの上院がイランへの追加制裁案を通した。
アメリカとイランの核合意はアラブ地域安定化への一歩だった。
しかし、カタールも加わったロシア、イラン、シリアによる
石油天然ガス利権の奪取はサウジなどの湾岸諸国の王様たちを怒らせた。
さらに言うとそのバックの石油、戦争マフィア。
当然、今回追加制裁により
イラン、カタールへの対立を先鋭化することによって
戦争に持ち込む計画も用意されているのだろう。
上院で通過されたイラン追加制裁案を可決するには、
下院での可決と「大統領の署名」が必要。

このブログでは今のところ、
トランプ大統領が「反軍産マフィア政策」を
取っていると仮定して、
世の中のインフォメーション、ディスインフォメーション両方を
俯瞰すれば色々なニュースのつじつまが合って見えるな、
というスタンスです。
なのでトランプの本件に関する動向は大注目です。

 

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