フィリピンがISISに侵略されてる件について

フィリピン法務長官ホセ・カリダの記者会見コメント。(ロイター)

「マラウィ市でフィリピン軍と対峙している
マウテ・グループはもはやローカルテロ組織ではない。
すでにマレーシアやインドネシア、”
その他の外国の”ジハディスト(聖戦者)によって強化されている」
「以前はただのローカルテロ組織だった。
しかし今や彼らはISISのイデオロギーを取り入れている」
「彼らはミンダナオを
カリフ制(イスラムリーダーの統治する制度)に組み込もうとしている」
「ミンダナオで起きていることは
もはやフィリピン人の反乱の域を超えている。
イラクやシリアでやっていくことが困難になったISISの号令のもとに
集まった外国人テロリスト達による侵略行為と化している」

以前の記事で書いたが
サウジ等外国の資金が東南アジアのテログループに流れている事は明白だ。

【CIAのゴーサインによりサウジアラビアが誕生させたイスラム国ISIS】

イランメディアのparstodayより。(日本語)
http://parstoday.com/ja/news/middle_east-i6799
元中東専門FBI分析官matt levittによれば
元アルカイダメンバーの
オマール・ファルークの告白により
サウジアラビアの最大チャリティー機関である
アルハラメイ基金が
東南アジアのジャマーイスラミヤーに資金提供していることが分かったと言う。
PPATK=インドネシア金融諜報局副局長アグス氏。

『テロリスト達は自分達が独自にやった事だと
主張しているが、資金の流れを追った時、
その資金提供は海外からやって来ている』

ジャカルタポストより。
https://www.google.co.jp/amp/www.thejakartapost.com/amp/news/2016/08/10/terror-attacks-in-indonesia-mostly-funded-from-overseas-ppatk.html?client=safari
イスラエル情報機関モサド、サウジ王家、
CIA=軍産など悪質なマフィアグループが
グラディオ作戦における悪役として
アルカイダやISISを世界に輸出している。

アメリカの影響の外に出て
中国とロシアに接近した
フィリピンで、軍産、CIA、モサド、サウジ王家に支援を受けて中東で活動していた
ISISが急にプレゼンスを高めた。
シリアではロシアにコテンパンにされて出る幕がないのでフィリピンへ。
分かりやすい話ではないか。
ISISはボートで海岸線に着けて、
そこから30キロ離れた人口20万人のマラウィ市に車で移動して来た。
ここでフィリピン軍は軍用ヘリと戦車で攻撃している訳だ。
この一連の30キロの大移動と乗り物、武器装備、食料の兵站、軍事演習、兵員の訓練などは国家的サポートが必要なレベルの大仕事だ。

この大仕事を担保しているのは
CIAの可能性が高い。
ぽっとでのならず者集団では無理な芸当だ。

 

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