セブ島の夜の街。人間模様。

セブ島に来ています。

毎日マンゴーアベニューという
朝までどんちゃん騒ぎで盛り上がってる通りで
そこに関わる人たちと絡んで遊んでます。
毎日夜中12時くらいからコンビニでビールを買って
その辺で座って飲んでると色んな出会いがあるので楽しい。

観光客目当ての娼婦の方も多いし、
そう言う場所だという認識で
人類最古の職業と言われる売春を目当てに集まってくる外国人が多い。
通りにはズラッと女性が並んで片言の日本語などで営業してくる。
さすがに毎日来ている僕が誰も買わないのを見て
日に日に声を掛けられる回数は減って来たが。

10代半ばくらいのフィリピン人男女が毎日クラブに遊びに来てるのを見かける。
中には自由交際を装った売春をやってる未成年の女の子もいる。
覚醒剤のパケットを取り出して仲間内に自慢気に見せる高校生くらいの輩もいる。
ドゥテルテの覚醒剤戦争も実は全然行き届いてないんだな、というシーンも見かけた。

あと子供の浮浪者、物乞いの多さ。赤ちゃんを抱えたお母さんも観光客に物乞いに来る。

男が警察に逮捕されて、しばらくしてからパトカーから出て来た。
覚醒剤所持で捕まってワイロを払ってすぐでて来たらしい。
なのでマンゴーアベニューというところ、
僕の中ではタイのカオサン通りよりは一般観光客向けではなく、
どちらかというとウガンダのカンパラにあるカバラガラ通りをもっと不健全にした雰囲気です。
ディスコも何軒か連ねており、
毎日見かける未成年の男女グループ。
明日は高校に行かないとお母さんが怒るから
明日はクラブに来れないと凹む女子高生、、、
オカマ売春婦のグループ、、
外国人と売春女性の間に立ってコミッションを取る斡旋人達。
友達も幾らか出来ました。
人物特定に繋がる概要については述べませんが、、

ある日、とある地元民に地元のバランガイ(コミュニティー)に連れて行って貰いました。
排水とションベンの匂いが混ざった細い通りを抜けて
バランガイの若い連中の溜まり場の様な家に入れられた。
そこは覚醒剤の売買が普通に行われていた。
驚いた事に購入者は家のドア開けっ放しにして
覚醒剤をアルミホイルとストローを使って吸っていた。
驚いた僕は、地元の人にバレてもいいの?
警察やビジャランテス(覚醒剤売人の暗殺部隊)は怖くないのか?
と聞いたが、
『大丈夫、コミュニティーの中では誰もチクらない。安全に吸える』と言う。

また聞いた話ではドラッグ取引で稼いでる地域では
首長(バランガイのリーダーや市長)自身がシャブの元締めであるので、
当局の捜査網も緩いのだという。
テレビではジャンジャン警察やビジャランテによる売人の検挙や暗殺が報道される中、
実状はかなり乖離してるのだと思った。
とある中毒者の女性と話した時、
『ドゥテルテは嫌い、中毒者を殺すから』
と中毒者らしい率直なな感想を述べていた。そらそう言うか。

マンゴーアベニューで、
とある女性と話した時の事、
『私のお父さんは日本人なの』というから
『お父さんの名前は何て言うの?』と聞いて見た。
すると女の子
『知らない。お父さんは私が出来たらすぐ逃げたの。。』
俺『…….マジか、、、!それはお父さんの事さぞ恨んでるだろうね??』
女の子『うん、昔はね、、でも今は理解できる。もう大丈夫よ。LIFE GOES ON(人生はそれでも進んでいく)』
セブン島の夜の街で環境に翻弄されなが生き抜く人々を見ている。

 

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