コカイン王パブロ・エスコバルの息子が告白『父はCIAの為に働いていた』

http://www.presstv.ir/Detail/2017/02/20/511372/US-CIA-drug-traficker-Escobar

イランのプレスTVからの記事より

アメリカの政治アナリストStephen Lendman曰く。

『スパイ組織CIAは1947年に発足して以降、
ずっとドラッグの密売に関わって来た。
すでに何十億ドルもの予算を使って世界中でおぞましい行為を行なっている。
さらにそれ以上の金をドラッグの密売によって稼ぎ、
陰謀的にドラッグユーザーの身体を蝕んできた。』

歴史上最も裕福な犯罪者と言われた、
コロンビアのコカイン王パブロ・エスコバルの息子、
フアン・パブロ・エスコバルは自著 “Pablo Escobar In Fraganti”の中で

『父はCIAの為に働いて、コカインを売って
米国が中央アメリカの共産主義者と戦う為のファイナンスをしていた。』
と言った。
『CIAが何をしたかと言うと、
当局を買収してアメリカ国内にドラッグが入って来るようにして
“素晴らしい取引”を出来る様にしたのです。』
『パブロ・エスコバルは金を儲けただけでなく、
その金にアクセスする事をCIAに許されていました。
彼はCIAと直接的な繋がりがありました。』

フアン・セバスティアン・マロキンと言う偽名を
長らく使って生きてきたエスコバルの息子。
彼は最近のインタビューで
『私の父はCIAの活動に積極的に参加していました』と語った。

Pablo Emilio Escobar Gaviriaの写真

CIAのコカイン密輸が公になったのは
1996年にジャーナリストのゲイリー・ウェッブが書いた
サンホセ・マーキュリーニュース紙の調査シリーズ、
“闇の連合(Dark Alliance)”だ。
この調査によりCIAが1980年後半から1990年前半に
ニカラグアのコントラ(反サンディニスタ政権)への支援と、
アメリカの黒人コミュニティでの
クラック(安価コカイン)の大流行への関与が明らかになった。

この調査によって大規模な抗議と議会審問が引き起こされた一方で、
米国の主要メディアからは批判を受け、
ゲイリー・ウェッブ氏のレポートの信用度を落としめた。
?以上で翻訳転載終わり?

【もはや、国単位で物を考えていては現実が見えてこない。超国家的に利益を共にして活動しているこれらのグループが存在している】

前回の記事でアンフェタミンを発明したナチスが
戦後に南米にやって来てコカインカルテルを発足させたという仮説を出した。
このゲイリー・ウェッブ氏の調査やエスコバルの息子の証言によって
その仮説は後押しされる。
ナチスにルーツを持つ南米のコカインカルテルが
ナチスをかつて支援したブッシュ家の影響が強いCIAとが手を組んでビジネスをやっていたのだ。
それは第二次大戦中に、
イギリスのロスチャイルド系サスーン家とジャーディン・マセソン、中国の青幇、日本軍、アメリカのハリマン家が中国を舞台に阿片取引で儲けたのと同じ構造だ。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でkoriworld_twをフォローしよう!