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自警団に射殺されたMichael Siaronを抱き抱えるJennilyn Olayres。
左下に置かれてるダンボールの切れ端には “pusher huwag tularan”
“俺はシャブの売人、真似するな”と書かれている。
覆面の自警団が暗殺した後に置いていったメッセージだ。
この象徴的な写真は反ドゥテルテプロパガンダのかっこうのネタになった。
殺されたスィアロンの仲間のラップグループOne Pro Exclusiveが
HUSTISYA(正義)という曲をリリースして覚醒剤戦争の犠牲になった仲間について歌った。
スィアロンは覚醒剤使用者ではあったが売人ではなかったとしている。
反ドゥテルテのCNNはこれに飛びついてすぐに記事にした。
マニラの南60キロに位置するタナウアンでは
1,000人もの覚醒剤使用者と売人が大量投降した。
殺されるくらいならしばらくはシャブを断つ羽目にはなるが何とか生き残ろうとした者達だ。
ドゥテルテは2016年6月の就任以来6500人殺したとされる
drug war=覚醒剤戦争を2ヶ月間停止していたが
3月の最初の週から再開してる。
覚醒剤戦争パート2の始まりだ。
アメリカで1997年に成立したレーヒー法は
“著しい人権侵害をする国”への軍事協力を禁止している。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Leahy_Law
ドゥテルテが軍隊を麻薬戦争に配備すると
アメリカは年間7900万ドル(2016年度)の軍事支援を停止すると思われるが
ドゥテルテは中国、ロシアとの協調を盾に強気だ。
ドゥテルテは一体誰と戦ってるのか?
覚醒剤戦争の真の目的は?
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