ヘルシンキ会談でのプーチン大統領の記者会見はシャドーガバメント/ディープステートは震え上がらせた。今後注意を逸らすために大事件を起こす可能性に警戒。

ヘルシンキ会談でのプーチン大統領の記者会見はシャドーガバメント/ディープステートは震え上がらせた

プーチン大統領「この問題に関しては、ブラウダー氏の例を取り上げることができます。ブラウダー氏の仲間は15億ドル(約1680億円)をロシア国内で稼ぎました。しかし彼らはロシアでも米国でも税金を払わず、その金は米国へ送金されました。その内の4億ドル(約448億円)という巨額の金をヒラリー・クリントンの選挙運動に寄付したのです。これは彼らの個人的行為で寄付そのものは合法的なのかもしれませんが、その金は不法に得たものなのです。さらにこの金の受け渡しには米国の情報部員や企業が関わっていたと信ずる確証を私たちは得ています」

この発言、2016年の米大統領選に介入した疑いで米連邦大陪審がロシア連邦軍参謀本部情報局(GRU)の情報部員12人を起訴したことについての質問に対し、プーチン大統領が答えた中で触れたものだった。

同大統領は、ロシアが米大統領選に介入したことを否定すると共に、もし米国が望むならば米ロ間で締結した犯罪捜査協力協定に基づいて米国の捜査官がロシアへ来て直接捜査することも認めると語った。

ただそれにはロシア側にも同様に米国内で犯罪捜査を行うことを認めるべきだとして、冒頭のブラウダー氏のケースを持ち出したのだった。

ブラウダー氏は米国人だが、ロシア最大のヘッジファンドのエルミタージュ・キャピタルを設立し、ロシアの新興財閥の投資を代行してきた。しかしその後「国家安全保障への脅威」として同氏はロシアへの再入国を拒否され、そのヘッジファンドも閉鎖されてしまった。

この記者会見は全世界のメディアの目の前で発表されましたからさすがに一部の大手メディア(MSM)も渋々報道してますね。特にロシアで違法に得られたお金の内4億ドルがクリントン財団に献金され、それにアメリカの諜報機関や企業が関与していたことがプーチン大統領の口から全世界に大発表されてしまいました。これは決定的な発表です。もちろん、ニューヨークタイムズ、ワシントンポストは「プーチンの主張には実証できる証拠はない」としています。

また記者会見でプーチン大統領は「ロシアのアメリカ大統領選挙介入疑惑」を改めて否定した上で、もし何かの証拠が出たのなら(アメリカと)一緒にサイバーセキュリティーのグループを立ち上げて検証する準備がある」と発言しました。

プーチン大統領が尋問要求する米国人ビル・ブラウダー氏とは?

ビル・ブラウダーは1996年からロシアで投資ファンドをスタートします。1998年には税金から逃れるために米国籍を棄てる。その後2005年にはセキュリティー上の問題でロシアから入国拒否をされています。2009年に彼の会社の弁護士セルゲイ・マグ二ツキー氏がロシアの獄中で死亡したことを受け、米議会にロビーを仕掛けてマグ二ツキー法を作ります。マグ二スキー法は「ロシアの非人道的な行い」に対してロシア人の資産凍結や入国拒否をするためにオバマ時代に作られた。ブラウダー氏とロシアは犬猿の仲です。ブラウダー氏は17日のタイム誌に即日記事を出し、「私はすでにイギリス国籍を取っているからトランプ大統領が私をロシアに尋問させるのは不可能」と書いた。

ロシア検察はビル・ブラウダー被告に関与したアメリカの議員、安全保障スタッフ、その他のハイプロファイルな個人への尋問を要求!

ロシア検察は捜査の一環として「悪名高いトランプ・ロシア疑惑文書」の執筆者である元MI6のクリストファー・スティールや、ブラウンダー被告のサポーターであった元在モスクワ米国大使マイケル・マクフォール氏の召喚を求めました。

その他、ロシア政府は元国務次官補デイビッド・クラマー(Kramer)への尋問も要求。この人物はシンクタンク「フリーダムハウス」のプレジデントを務めています。フリーダムハウスはNEDと共にフォーチュン500などの大企業や国務省から資金もらっているNGO団体で、2012年チュニジアから始まってリビア、エジプト、最終的にはシリアを壊滅させた「アラブの春=民主化運動」の火付け役です。ロシアの民主主義レベルはアラブ首長国連邦とイェメンと同等、と評価しています。当然ロシア国内の反プーチン勢力に資金援助をしています。

7月19日トランプはこのプーチンのアメリカ人尋問要求を上院議会にかけた。その結果、、、

https://edition.cnn.com/2018/07/19/politics/senate-votes-republicans-russia/index.html

98-0で完全否決されました!笑

本当にアメリカ議会はトランプの敵だらけ、だからこそトランプは大統領令を連発しています。

今後、「4億ドル献金」を覆い隠すために何か大きな事件が起きるかも知れません、、、要注意が必要です。

例えばイスラエルがガザ地区に攻めるだとか、新たな学校無差別銃撃事件が起こる、とかどこかで大規模な火山が発生する、とか、、、

 

 

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