ドイツの音楽大賞を受賞した二人組ラッパーの歌詞が 反ユダヤ的だというクレームが入り、賞は取り消された。

ドイツのミュージックプライズを受賞した二人のラッパーの歌詞が
反ユダヤ的だというクレームが入り、賞は取り消された。

https://sputniknews.com/society/201804251063897678-german-music-award-abolished-anti-semitism/

https://www.rt.com/news/424262-echo-holocaust-rap-lyrics/

Echo音楽大賞の代表者は2018年の受賞者ラップデュオKollegah and Farid Bangの賞を取り消すと発表した。

「エコーの名は汚されました。全く新しいスタートが必要不可欠です。Echoはもう続けることは出来ません。」とドイツ音楽産業協会は述べた。

ラッパー2人は法的な裁きを受ける可能性があると言う。

Kollegah and Farid Bangは年に一度の大賞をせっかく勝ち取ったにも関わらず
それを剥奪された上、しかも法的な裁きを受ける可能性が出て来た。
今年中にもハンブルグの裁判所にヘイトを扇動した罪で起訴される可能性がある。

問題になった彼らの歌詞

「俺はモロトフと一緒に来て別のホロコーストをやろうとしている」
「アウシュヴィッツ囚人よりも定義されている」

航空機メーカー、エアバスのCEOトマス・エンダースは
「この件はドイツの国際的評価を下げた。反ユダヤ主義がドイツでまかり通っているのか?」と憤った。

またEchoプライズの開催日である4月12日は4月11日の日没から4月12日の日没まで執り行われたヨム・ハシュア(ユダヤ人が毎年行うホロコースト記念日)と時期が重なったことも事態の炎上に拍車をかけた。

前年2017年の優勝者クラシックバンドグループNoto Quartetは声明を出し、Echoに対して賞を返上した。
「ごく最近までEchoはドイツ最大の音楽賞でした。しかし実際には人種差別を公式に認めるような賞だったのです。
彼らがホロコースト被害者を嘲ったことにショックを受けました。それはゆえに我々はEchoとは距離を置き、トロフィーは返上します。」

BVMIドイツ音楽産業の議長Dr Florian Druckeは「私はEcho音楽大賞のオーガナイザーとして、全ての形式のアンチセミティズム=反ユダヤ主義、外国人排斥、女性蔑視、同性愛嫌悪に反対することを明言いたします。役員会議にて大賞を改定する決定をくだします。」

一方ラッパーたちは

「我々は反ユダヤ主義のつもりはなかった。今後はユダヤ人のファンには生涯無料のコンサートチケットを差し上げたい」と発表した。

 

ネットの反応(ロシア系メディアのコメント欄というのを考慮してください)

・ホロホークス脅迫日だな。

・ホロコースト産業が盛り上がってるな。

・個人的にラップは好きじゃないけど少しの言葉が問題視されてもそれが大きな問題になることはないよ。ドイツは罪の意識と自虐行為を乗り越えるべき。ほとんどのドイツ人はホロコーストの時生まれてもいなかったんだからね。もっと心を開いてイェメンやアフガンで起きてるホロコーストに注目すべきだよ。

・またシオニスト産業がこういう状況を作り出して新しい罪と法律を作った。

・なぜガザのホロコーストについて歌った曲にはアワードは与えられないの?

 

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