ダイアモンド=結婚指輪というイメージを作ったプロパガンダの父エドワード・バーネイズ

彼は精神分析学の開祖フロイトの甥で、20世紀初頭、大衆操作=プロパガンダの基礎を築いた人物です。

彼は「プロパガンダ」という著作の中で、マスメディアを使って

世論と人々の社会的態度を形成するための方法論を書いた。彼の言葉をいくつか引用しましょう。

「本当の国家支配者は、政府をコントロールしている見えざる社会メカニズムだ。

我々のマインドを型にはめ、ビシネスや政治の空気、倫理観すらも形成する。

多くの場合、我々が普段聞いたこともないような人々がそれをやっている」

「今日起こっている社会的重要問題というのは、政治、経済、農業、教育、

どの分野に関わらず全てプロパガンダの助けなしには存在し得ない」

「影の政府は常に少数の手に握られている。なぜなら大衆の習慣や世論をコントロールするために

必要な莫大な費用のため」

バーネイズのクライアントはアメリカの大手メディアの一角CBSやフッ素添加物の推進論者たちなど多岐に及ぶ

1929年、バーネイズはアメリカンタバコと組んで喫煙の習慣を大々的に世に広めた。

そのPR方法というのが、NYパレードに美しい女性たちを出向かせ一斉にタバコに火を付けさせた。

当時はタブー視されていた女性の喫煙はさぞ衝撃的だったでしょう。

 

その時のプレスリリースではバーネイズは「自由の灯に火を付けて女性の権利を後押しする」と言った。

 

ロスチャイルドとセシル・ローズが始めたダイアモンド専売公社デビアスと組んで

「結婚指輪=ダイアモンド指輪」なのだと世間に植え付けることに成功した。

 

なによりウッドロー・ウィルソン大統領らと共に「第一次世界大戦へ

アメリカを参戦させるための大衆世論形成」を行った。

 

この様にバーネイズは支配層と歩を共にしていた事が分かります。

「メディアこそパワーの中枢だ」と彼ら支配層はハッキリと自覚しています。

そしてバーネイズの大衆操作理論は20世紀初頭と変わらず現在も

メディアの中核に据えられていると考えてよい。

※バーネイズに影響を与えた叔父のフロイトの弟子達や群衆心理学者トロッターは

タヴィストック研究所と深く関りがある。このタヴィストック研究所は

マインドコントロールの人体実験で知られるMKウルトラの総本山だった※

 

アトランティックレコード、EMI、ユニバーサルミュージックで働いた経歴のあるHolly Hoodによれば
大手レコード会社はかつてドイツ人医師フランツ・アントン・メスメル(1734‐1815)が研究した様な
「光、暗、音のパターンが人間の行動に与える影響」を大衆に対して意図的に行使しているのだという。
メスメルの名前は英語で催眠をかける=mesmerizeという動詞になった。
つまり大手レコード会社は意図的に大衆を催眠にかけているとHood氏は言う。

音楽プロパガンダで知られるナチスのジョセフ・ゲッベルスいわく
「音楽と動画は最も現代的な大衆扇動方法である」

CNNを設立したテッド・ターナー「我々は晒されている全ての現状に影響されることを知ってますか?
バイオレントな映画や日々のTV番組に影響される。
アメリカの家庭環境が弱くなればなるほどメディアの影響が強くなる。
関係に問題を抱える夫婦にバイオレントなテレビ番組をみせたらどうだろうか?
それは火にガソリンを注ぐようなものだ」

メディア王はゲッベルスの理論を心底理解している。
CNNはケーブルニュースネットワークではじめて24時間放送をはじめた放送局だ。

デビッド・プットナン、元コロンビアピクチャーCEO、
(チャリオッツオブファイアとキリングフィールドでアカデミー賞を受賞した)
「映画はとてもパワフルだ。健康的で重要な情報、ネガティブで白痴な情報、
良いか悪いかに関わらず脳に忍び込むんであなたの社会的態度を変える。」

ディズニーの元副CEOケン・ウェイルズ「この産業のメンバーの一員としていいたい。
何百人ものスターや脚本家、監督たちとこの場に立ったとしたら、
彼らは一様に「自然への有毒物質の廃棄はいけない!」と口を揃えると思う。
しかし、言ってあげましょう。
その有毒物質の廃棄は我々の魂と精神にも行われているのですよ!と。」

エディー・マンソン、「ティファニーで朝食を」の構成作家
「私たちは映画であなたをクレージーにコントロールできる。
いつだってあなたに感じて欲しいいかなる感情でも作れますよ。
それはマキャベリアン的な意思から意思へのパワーなのです」
※マキャベリは王に臣民への冷徹な統治を説いた※

ガス・ヴァン・サント、グッドウィルハンティングの監督
「計算されて作りこまれたイメージはオーディエンスの暴力やセックス、
死など我々の血に流れる原初的な気持ちを呼び覚ます」

アレン・J・パクラ、ウォーターゲート事件を扱った「大統領の陰謀」の監督
「映画の危険性は塩を食べるようなものだ。食べれば食べるほど欲しくなる。
しかし刺激に対して耐性が付くので、死の宣告が早まっている事に気が付かない」

オリヴァー・ストーン「後期ローマといった歴史が教えてくれている。我々は道徳的退廃の中で汚れて行く」

アントン・レイヴィー、悪魔教会の設立者、サタニックバイブルの著者
「テレビこそ新しい時代の神だと思ってる人がいるでしょう?しかし言い忘れたことがあります。
テレビは悪魔の侵略だということを」

視聴率に踊らされるTV業界人を描いた映画、「ネットワーク」の登場人物ハワード・ビールのセリフ
「このブラウン管は素晴らしい力だ!大統領でも、ローマ法王でも、誰でも倒せる、、もし悪い奴らの手に渡ったら、、、

 

 

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