インドネシアのテロ組織にサウジアラビアが資金提供!

インドネシアでは2000-2009年の間に6回のテロが起きている

2002年のバリのリゾート地テロで202人が亡くなった事件は日本でも大々的に報道された。
(犯人とされる3人は2009年に死刑執行さる)

バリテロの実行犯といわれるジャマーイスラミヤーはインドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピンに散在するテログループだ。

インドネシアにはジャマーイスラミヤー、東インドネシアムジャヒディンなどのテログループが存在する。

2009年以降のテロ事件は小規模にはなって来てはいるがインドネシア政府はそれらの戦士達が戻って来て地元過激派グループを再編成することを恐れている。

興味深いのは2億人以上という世界最大のイスラム教徒を擁するインドネシアが
2015年12月15日にサウジアラビア主導で発表された
イスラム教国家34カ国による対テロ連合への参加を拒否したことだ。

そもそもイスラム国ISIS、アルカイダ系に資金と武器提供している事がバレバレのサウジアラビアやカタールに国内にテロ問題を抱えるインドネシアは与しなかった。

【CIAのゴーサインによりサウジアラビアが誕生させたイスラム国ISIS】

イランメディアのparstodayより。(日本語)
http://parstoday.com/ja/news/middle_east-i6799

【サウジなどのハラル食品認定利権の一部がテロ支援に使われてる】

サウジ、カタール、アラブ首長国連邦、バーレーンに集められる世界の各企業が支払っているハラル食品認定のための年会費の一部が、直接的にシリアのテロリスト支援に使われていると言う興味深い記事。

wayne madsen氏より。
http://www.strategic-culture.org/news/2017/01/08/crowdfunding-terrorism-through-halal-certifications.html
サウジ主導の反テロ連合へ参加を拒否した他の国には当然シーア派が多数のイラクとイランもある。
(サウジ、カタールはスンニ派)

イランとイラクはロシア、シリア政府と組んでサウジ、カタールが(実は)支援する反シリア政府の自由シリア軍とISIS、またはアルヌスラと戦ってる訳だから不参加は当然だろう。

この両者の対立構図を考えた時、なぜワシントンがこのサウジ主導の似非対テロ連合を歓迎するのか『理由』が読み取れる。

そして世界一のイスラム大国であり、
しかもサウジらと同じくスンニ派が多数のインドネシアが”対テロ連合”に参加しなかった真意とは、インドネシア政府は誰が真のテロ資金提供者なのかを知っているからではないのか。

インドネシアの対テロ治安は2009年以降は安定していたが2016年1月にあったジャカルタのテロでは民間人2人がなくなった。

犯人4名が射殺もしくは自爆により死亡。
これはサウジアラビア主導の対テロ連合に入らなかったインドネシアへの報復ではないかとする専門家もいる。

finian cunninghamがRTに出した記事。
http://www.rt.com/op-edge/329034-indonesia-snubs-saudi-terror/

PPATK=インドネシア金融諜報局副局長アグス氏。

『テロリスト達は自分達が独自にやった事だと主張しているが、資金の流れを追った時、その資金提供は海外からやって来ている』
ジャカルタポストより。
https://www.google.co.jp/amp/www.thejakartapost.com/amp/news/2016/08/10/terror-attacks-in-indonesia-mostly-funded-from-overseas-ppatk.html?client=safari

イスラム国ISIS、アルカイダを倒す倒すと言いながら実は影では支援している無茶苦茶な”対テロ連合”はインドネシア国内のイスラム国系勢力を支援している可能性がある。

元中東専門FBI分析官matt levittによれば元アルカイダメンバーのオマール・ファルークの告白によりサウジアラビアの最大チャリティー機関であるアルハラメイ基金が東南アジアのジャマーイスラミヤーに資金提供していることが分かったと言う。

ジャマーイスラミヤーへの資金提供の話は16分10秒~

この様に外国からの介入でインドネシアに対して行われてる対立、分断、恐怖を植え付ける工作は他人事ではなく

実は日本もこの分断工作の真っ只中にいるのです。

例えば日本と韓国の分断工作を扇動的に行なっている外国組織をご存知でしょうか?
日本と韓国に仲良しになられては困る外国勢力からの資金提供が日本国内の過激派グループに渡ってないかを我々は注視するべきなのです。

日本も韓国も非植民地化するべきです。
(植民地の定義は自己決定権がなくてご主人様のために働くだけの国ということです)
理由はそれが自国民の利益にもなるし、
連鎖的に国際貢献もよりイニシアチブを取ってやってくことが出来るからです。

(国際貢献の定義は貧困と戦争を無くす、という事にしましょう)
かと言ってこれは右翼がどうとか、左翼がどうとか言ってるんではありません。

右翼か左翼か、共産主義か資本主義か、在日か日本か、

在特会かしばき隊か、竹島か独島か、民進党か自民党か、コカコーラかペプシコーラか、
その争いに乗っかる時点であなたはdivide and rule=分割統治の戦略に誘い込まれて
本当に解決されなければならない問題を忘れて不毛な争いに明け暮れるのです。

コカコーラもペプシコーラも本当は要りません。本当に必要なのは安全な水なのです。シンプル。

 

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